世界で最も訪問者が多い美術館、ルーヴル美術館(Louvre museum)は2026年1月より、大規模改修プロジェクト「新ルネサンス(Nouvelle Renaissance)」を開始します。2031年までの約6年間にわたるこの計画では、美術館の老朽化対策と来館者体験の改善を目的としています。

ルーヴル美術館(Louvre Museum)工事の概要

開始時期: 2026年1月(予定)
完了: 2031年(予定)
開館状況: 完全閉館ではなく、部分的に開館
展示室の一部は工事により順次閉鎖予定
モナリザや人気展示の一部は移動や専用ギャラリーで観覧可能


訪問者への影響

改修期間中、美術館は完全には閉館せず、部分的に開館される予定です。ただし、展示室の一部は工事の進行に伴い、順次閉鎖される可能性があります。例えば、2025年8月には、ルーヴル・クチュール(Louvre Couture)展の撤去作業に伴い、601〜604号室が8月21日から9月15日まで閉鎖されていました。

改修の進捗や閉鎖される展示室の詳細については、公式サイトの開館スケジュールページで最新情報を確認することをおすすめします。また、改修期間中は音声ガイドの提供が一時中断されるなど、サービス内容に一部変更が生じる可能性もあります。

2026年1月1日以降、モナリザ専用ギャラリーや一部の特別展示への入場には、特別チケットが必要となります。また、EU以外からの訪問者を対象に入場料が改定される予定です。これにより、改修期間中もスムーズな観覧体験と混雑緩和が図られます。


ルーヴル美術館「新ルネサンス計画

「新ルネサンス」計画の主な目的は以下の通りです。

  • 老朽化した施設の修復
    ルーヴル美術館は、建物の一部で水漏れや温度管理の問題が発生しており、収蔵品の保存環境改善が急務とされていました。
  • 来館者数の増加への対応
    モナリザをはじめとした人気作品の混雑緩和や、入場体験の改善を目指します。
  • 持続可能な財政運営
    改修費用は入場料、寄付金、ルーヴル・アブダビからの収益で賄われ、税金は使用されません。


主な改修内容

  • モナリザ専用ギャラリーの新設
    現在の展示室の混雑を緩和するため、モナリザ専用の展示室を新設。特別チケット制を導入予定です。
  • 東側エントランスの設置
    ガラスのピラミッド入口の混雑を解消するため、東側コロンナードに新たな入口を設置します。
  • 地下展示室の整備
    中庭の地下空間を活用して、新たな展示スペースを確保します。
  • 施設インフラの改善
    配管、空調、断熱などの設備を刷新し、収蔵品の保存環境を改善します。


入場料と資金調達

改修工事に伴う費用の一部は、入場料、寄付金、そしてルーヴル・アブダビからの収益で賄われます。なお、2026年1月1日からはEU以外の訪問者を対象に入場料が引き上げられる予定です。税金は使用されず、民間資金や美術館の収益を中心に資金調達が行われます。


今後の見どころ

改修後は、モナリザ専用ギャラリーでの新しい観覧体験が可能となり、これまでの混雑を避けながら作品をゆっくり鑑賞できるようになります。また、改修によって一部展示室の混雑が緩和され、より快適に観覧できる環境が整います。さらに、地下空間や新設される東側エントランスを活用した回遊ルートにより、美術館内の移動もスムーズになり、展示全体を効率的に楽しむことができます。


さいごに

ルーヴル美術館「新ルネサンス」計画は、世界で最も訪問者の多い美術館の未来を見据えた大規模プロジェクトです。モナリザ専用ギャラリーの設置や新エントランスの導入など、来館者体験の改善と作品保存環境の向上が期待されています。パリ観光の最新情報として、訪問前には公式サイトで開館状況を確認することをおすすめします。

ルーヴル美術館(Louvre Museum)

開館時間: 9:00-18:00(火曜休館、水・金曜21:00まで)
入場料: 22ユーロ
公式サイト: ルーヴル美術館公式
住所: Musee du Louvre 75001 Paris
アクセス: メトロ1・7号線「Palais Royal - Musée du Louvre」駅



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