フランス・ノルマンディー地方の港町ル・アーヴル(Le Havre)にあるマルロー美術館(Musée d’art moderne André Malraux/MuMa) は、パリのオルセー美術館に次ぐ印象派コレクションを誇る、美術ファン必見のスポットです。クロード・モネ(Claude Monet)、ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)、エドゥアール・マネ(Èdouard Manet)など巨匠たちの名作を、海を望む開放的でモダンな空間でゆったり鑑賞できます。

美術館名は文化大臣を務めた作家アンドレ・マルロー(André Malraux)に由来し、フランスで最初の公共近代美術館として誕生した歴史ある施設です。その現代建築と質の高いコレクションから、国内外の美術愛好家が訪れる人気スポットとなっています。

この記事では、マルロー美術館の魅力、見どころ、アクセス方法、観光のコツ を、実際の訪問体験をもとに詳しく紹介します。

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マルロー美術館の魅力

ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)『 L’excursionniste』(散策する女)1888 – 1919|マルロー美術館(MuMa)


オルセー美術館に次ぐ印象派コレクション

マルロー美術館は、フランスで2番目に豊富な印象派コレクションを所蔵しています。有名な作品だけでなく、まだ知られていない印象派の名作に出会えるのも、この美術館ならではの魅力です。


展示されている主な画家

  • クロード・モネ(Claude Monet)
  • ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)
  • エドゥアール・マネ(Èdouard Manet)
  • ウジェーヌ・ブーダン(Èugene Boudin)
  • ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet)
  • カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro)
  • アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)


代表的な展示作品

  • 『L’excursionniste(散策する女)』ピエール=オーギュスト・ルノワール
  • 『The Waltz(ワルツ)』フェリックス・ヴァロットン
  • 『Waterlilies(睡蓮)』クロード・モネ


海と一体化した現代建築

マルロー美術館の建物は、海沿いに建つガラス張りの現代的なデザインが特徴です。内部と外部の境界を曖昧にする設計により、美術作品と海の景色が見事に調和します。晴れた日には、窓から差し込む自然光が作品を美しく照らし、特別な鑑賞体験を演出してくれます。


ノルマンディーの歴史を伝える企画展

常設展示の印象派コレクションに加えて、定期的に企画展も開催されています。訪問時には、写真技術が発明された直後のノルマンディー写真展が行われていました。

特に印象的だったのは、子どもたちを撮影した人物写真。当時の写真には笑顔はなく、どこか虚ろで無表情な表情が写し出されており、時代背景を強く感じさせるものでした。

こうした企画展を通じて、印象派だけでなく、ノルマンディー地方の文化や歴史の奥深さにも触れることができます。


マルロー美術館|個人的な感想

クロード・モネ(Claude Monet)『La Seine à Vétheuil』(セーヌ川、ヴェトゥイユ)1878|マルロー美術館(MuMa)

パリのオランジュリー美術館でクロード・モネの『睡蓮』を鑑賞した後に訪れたこともあり、マルロー美術館の自然光を生かした空間は、また違った印象を受けました。訪問日は曇り空でガラス張りの館内に柔らかな光が入っていたため、作品によっては見え方に変化がありましたが、それも海沿いにある美術館ならではの雰囲気として楽しめました。

有名な印象派作品はもちろん、まだ広く知られていない作品との出会いも楽しめるのが、この美術館の大きな魅力です。多くの芸術家たちが描いてきたノルマンディーの自然美を、さまざまな視点から味わえる貴重な空間でした。


マルロー美術館ガイド

ウジェーヌ・ブーダン(Èugene Boudin)の作品、右下に見えるのはエトルタ(Étretat)にあるアヴァルのアーチ(L’Arche d’Aval)、 海に突き出た天然のアーチ状の断崖で、象の鼻のような形が特徴的|マルロー美術館(MuMa)

訪問時期と混雑具合

8月中旬のお盆シーズン、13時頃に訪問しました。入場時に5組ほど並んでいましたが、待ち時間は数分程度。チケット購入後はスムーズに入館できました。館内は多すぎず、少なすぎずといった程よい人の数で、他の来館者と重なることなく、じっくりと作品を鑑賞できました。

印象派の作品は1階(日本式2階)に展示されており、壁一面にウジェーヌ・ブーダン(Èugene Boudin)の絵画が出迎えてくれます。そこから、印象派の巨匠たち、影響を与えた前衛的なアーティストたちの作品が並びます。


展示の見どころ

印象派作品は1階(日本式2階)に展示されています。入口では、壁一面にウジェーヌ・ブーダンの絵画が出迎えてくれます。そこから印象派の巨匠たち、そして彼らに影響を与えた前衛的なアーティストの作品が続きます。作品ごとにゆっくり鑑賞しても、所要時間は1時間ほどで見て回れる規模感です。


パリからのアクセス方法

パリからマルロー美術館があるル・アーヴルまでは、電車または車でアクセスできます。

電車でのアクセス
時間の制約はありますが、日帰りでの訪問も可能です。所要時間:は、約2時間15分。

  • ルート: パリ・サン・ラザール駅からル・アーヴル駅
  • ル・アーヴル駅から美術館まで: バスまたはタクシーで約10分

車でのアクセス
自由なスケジュールで移動でき、途中のノルマンディー地方の風景も楽しめます。所要時間:は、パリから約2時間30分。


プライベートツアーの利用

より快適に美術館を楽しみたい方には、プライベート日帰りツアーがおすすめです。乗り換えのストレスなく、現地での移動もスムーズに行えます。さらに、印象派の舞台となったエトルタ(Étretat)の断崖絶景を巡るツアーもあり、1日を充実して過ごせます。

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 こんな方におすすめ
• 電車の乗り換えが不安な方
• 限られた時間で効率よく観光したい方
• ノルマンディーの複数スポットを巡りたい方
• 印象派ゆかりの地を巡るアートツアーがしたい方


周辺の観光スポット

ル・アーヴル近郊|オンフルール(Honfleur)

ル・アーヴルから足を延ばして、ノルマンディーの宝石と呼ばれるオンフルールを訪れてみませんか。石畳の小道、カラフルな港の風景、そして多くの芸術家たちに愛された美しい町並みが広がります。エリック・サティの家など、文化施設も充実しています。

アクセス情報
ノルマンディー観光で立ち寄りたい感動の港町オンフルールへは、ル・アーヴルとオンフルール間の快適シャトルバスでアクセスできます。
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 オンフルールの見どころ
• サン・カトリーヌ教会- フランス最大の木造教会
• 旧港(Vieux Bassin)- カラフルな建物が並ぶ絵画のような風景
• ノルマンディー橋- ル・アーヴルとオンフルールを結ぶ壮大な斜張橋
•エリック・サティの家- 作曲家の世界観を体験できるユニークな美術館


パリ滞在中はWi-Fi環境が必須

美術館の公式アプリを使ったり、Googleマップで道案内を見たり、レストランを予約したり。旅行を快適にするには、インターネット環境が欠かせません。

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さいごに

ル・アーヴルのマルロー美術館は、印象派を中心とした多彩なコレクションと、現代的な建築が調和した素晴らしい美術館です。フランスの芸術文化を深く理解し、心ゆくまでアートを楽しむことができるこの場所は、美術愛好家や観光客にとって必見のスポットです。

フランス・ノルマンディーを訪れる際には、ル・アーヴルのマルロー美術館を訪れて、フランスの豊かな芸術遺産に触れてみてください。

マルロー美術館(MuMa)

開館時間: 11:00-18:00(月曜休館、土日: 19:00まで)
入場料: 7€
空いてる時間帯: 13時-15時頃
所要時間: 1〜2時間

展示作品数: 約205点(時期により変動)
作品の種類: 絵画、彫刻、写真
美術様式: ルネサンス時期〜印象派を中心とした近代美術

オーディオガイド: あり(作品下のQRコードからダウンロード可能)
その他施設: クローク、トイレ、レストラン
公式サイト: マルロー美術館(MuMa)公式サイト
住所: 2 Bd Clemenceau, 76600 Le Havre, France


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